暇を見つけてはvitaでプレイし続けて 約70時間。 ようやく後日譚に入ったので一区切り
後日譚は空3rdの縮小版みたいな感じなのかな
終章ラストの終わり方が厳しいので、外伝→後日譚で上手く緩衝剤になってくれているけど
結局ⅠもⅡも旧校舎で終わるんだね...
せっかくのプレイアブルプレイヤー全員集合だし、プチFD要素みたいな無限回廊は
スターオーシャン2の試練の洞窟のような無駄に強い敵と無駄に長いダンジョンでもやりたかったかな
ここも変わらずに難易度が低いので、完全余興パーティーで潜っているところ
でもエリゼはいらないので、アルティナちゃんと替えたい
本編は リィン、フィー、ラウラ、アリサ、ミリアム、サラ教官 が中心でした
え、女ばかり? ユーシスは適度に連れていましたよ- 銃の人、風の人、音楽の人は記憶に無い…
ここまで、ゲームとして楽しくプレイすることは出来たので、次回作も買う方向で考えているけれど
自分的に期待値を上げ過ぎていたのかもしれないね。
※ ネタバレは極力少なめの方向で。 ダラダラ書きなので全文追記
<ストーリー>
散った仲間を集めるまでの 「Ⅰ部」 敵の主力との会話と、鬼のチカラの覚醒イベントがある 「幕間」 は面白かった
特に 「幕間」。 これから敵対するであろうキャラと普通に会話をするというのは楽しいよね
Ⅰ部でも、ゲスト加入の大人組がストーリー上でも戦闘面でも良い味を出していた
一方、仲間が揃い、帝国内を自由に移動可能なカレイジャスを入手し、国内の状況もある程度分かってからの
「Ⅱ部」 のシナリオ展開はあまり楽しめなかった
元々、3年前の碧の軌跡にて 「鉄血宰相の死は偽り、この内戦も鉄血側が勝利して終わる」
というネタバレを食らっていたのもあって、途中から茶番に思えてきて…
主人公たちは、帝国内において貴族派でも革新派でもない 「第三の勢力」 (これは前作で強調していたこと) の筈なのに
何故か正規軍に協力して貴族連合と敵対する方向にしか動かなかったのも、すべて彼の掌の上だったからなのかなと
彼はアルバレア公の暴走にも絡んでいそうだし、ケルディックの件でこちら側のヘイトを溜めるようなやり口が、らしい
裏から見れば踊らされている感が付き纏い、 表から見ると行き当たりばったりのフラフラした活動をしているだけの状態
そして、大きな目標である 「トリスタ学院の奪還」 はⅡ部を締める大イベントと思いきや、見事に肩透かしで終わってしまい…
学校がメインのゲームなんだから、もっと見所のある総力戦が展開されるものと思っていたのに。。
学院生の回収と彼らとの会話、懐中時計のような一部良クエスト、キャラの成長 (←主に戦闘面のこと) が救い
一方で 「終章」 は多少わくわく感があった。 リベル・アーク、碧の大樹、に続いて壮大なモノ出現でテンションアップ
しかし、お馴染みとなった敵の主力との対決、彼らと因縁があるのが 「フィーvs西風」 しか無いからいまいち盛り上がらず
(そして 撃破後の同じ展開3連射 はいくらなんでも萎えた。 精々マクバーンの時だけで良いと思うよ)
本来ストーリーで盛り上がるはずの物語の後半部分が、全体的にパワー不足だったかな
もう1つの勢力、結社も良く分からなかった
こちらも碧の軌跡の終盤にて、主要な連中は帝国に向かった …等と言われていたから期待していたのだけど
本編で登場したのは 使徒1人、その直属1人、執行者2人だけで <破戒> に至ってはハの字も出てこなかったし
もう あの方 (盟主) というのがもうコナンの黒の組織のあの方 (笑) に見えてきたw
結局、空3rd → 零碧 → 閃Ⅰ でさんざん引っ張った幻焔計画も、盛大な割に説明不足のため消化不良で終了
また、リィンの鬼の力も結局なんだったんだろう? 閃Ⅰから引っ張って幕間で盛り上がらせておいて放置プレイ
最終的に伏線の回収量よりもばら撒いた量の方が多く、さあ次回作でお会いしましょうネ! と言いたげな終わり方
おいおい… 閃Ⅰが 「プロローグ」 で 閃Ⅱが 「ファーストチャプター」 なの? …まさかⅢは無いよね (゜゜)?
<展開・演出>
碧の軌跡はラストを筆頭にシナリオにちょくちょく難があったものの、要所要所での演出が非常に優れていたと思っている
今作は 単純な燃える展開、悲しい展開 といったような感情を刺激するイベントが少なく、平坦に流れていった
個人的にRPGやACTなどのゲームに関しては、例えシナリオ中に矛盾点やご都合展開が散見されたとしても
純粋に感情を刺激されるイベント、印象に残るようなイベントを挟んでくれるのなら全然OKなんだけど
今作は、 あとになってから見返したくなるような本編イベントが殆ど無かった
また、Ⅶ組の戦力があまり高くないため、シナリオ上のボスを倒しても 「あーうちらまだ本気じゃないんで ^^」 ばかりで萎える
<音楽>
好みの問題で片づく項目だけど、個人的な評価としては 全体的に良曲で纏まっていた
特に気に入ったのは 「閃光の行方」 「Blue Destination」 あとスノボで掛かる曲の3つかな
少しパワーダウン気味だけど 曲に関しては高評価 なので、後でゆっくり曲名を含めて漁りたいと思います
相性が悪かったのは例えば通常戦闘曲、序盤の連峰で掛かっている時は雰囲気にも合っていてグッドだったけれど
Ⅱ部あたりからは変わっても良かったように思える
<戦闘>
初回ナイトメアで適当に攻略した視点から
ARCUSの戦術連携システムはオーバーライズも加わって良い出来だった
碧零はどうしてもコンビクラ、Sクラ、アーツに依存していたけれど、通常クラフト連打でがっつり戦えるようになったし
連携攻撃の連続は、単純に爽快感が高くなるので 楽しかった
バランス的にも、敵の火力はしっかり右肩上がり調整で、Sクラの威力も強すぎず弱すぎずで良い感じ
たぶん、適当に攻撃と回復しかしない雑な戦闘では難しく感じる思う一方、システムを活用すれば楽になるバランス
戦闘システムに関しては確実に進歩しているので、高めに評価したい
ただし一部の調整… 戦略性が増したことに比例して バランスブレイカーが更に増えてしまった 点がマイナス要素
攻撃/回復/防御/補助 どれを取っても壊れた性能のものが幾つかあり、組み合わせによって難易度そのものが消失
特に致命的なのが 火力ブースト系 で、準備さえ整えたらどんな大ボスでも手軽に速攻撃破可能という状況に
連携システム? そんなの必要ねぇ Sクラズドーン 20万超え!! とか個人競技すぎるから
私は途中からボス戦はセラフィム、ロストアーツ、アダマスとミラー、薬以外のアイテムに加えてSクラも頻度大幅に下げ
わざと苦戦するように縛って調整していました
というのも、こちらである程度の調整をしないと
戦闘は余裕の完封勝利 (^-^)v → 死闘を終えて満身創痍の描写 ( ゚д゚) …という寒い展開ばかりで萎えるので。 笑
分かりやすいバランスブレイカー軍団は、2周目 又は 隠し等のやり込み用だと思うけど
一応、馬火力にも 面倒に感じる戦闘も一瞬で片付くのでサクサク感なら抜群 という大きなメリットはあるのかな?
まぁ、ノーマルをベースとしたユーザー全体のことを考えれば調整・バランスが悪いという訳ではないと思う
シリーズ通してやっている人にはヌルゲーここに極まれりだろうけど、昨今ヌルゲーなんて沢山あるし仕方ないね
<騎神戦>
生身と異なり問題要素。 ワンパータンな 「来い、灰の騎神ヴァリマール」 → 「応!」 の展開と戦闘、どちらも詰まらなかった…
ヴァリマール自体は良いキャラしていたからけどね
<キャラ>
メインキャラの掘り下げは前作である程度やってくれているし
今作でも休日の絆イベント(セーブ&ロードで全員ちゃんと見る) と カレイジャス内での会話をしっかり回収すれば
皆それなりに色々な会話をしてくれるのだけど、メインストーリー上ではどうしても出番が少ないので
(焦点を置いていたはずの) 「Ⅶ組メンバー」 というものが空気のように感じてしまった
作戦会議でもリィンが提案するばかりで、他は相槌・後押し・同意しているだけの存在になっていたし
戦場でもリィンとサブキャラばかりが目立ち、連れてきたメンバーはただの付き人・戦闘要員にしか見えなかった
最もシナリオに絡んだユーシス、西風と絡んだフィー、ノルド限定の風さん、ミリアムなど一部キャラはまだマシな扱いで
アリサはルーレの回でもっと出番を作れなかったのかなぁ。 ラウラも折角ならデュバリィともっと絡んで欲しかった
「Ⅶ組メンバー間」 での深いイベントや、 「敵-味方間」 の因縁のどちらも少なくて薄っぺらく感じる
結局、閃の軌跡は 「Ⅶ組ゲー」 なのに、肝心のⅦ組の描写がイマイチだから全体的な盛り上がりを欠いていたんだろうか
一方で、サラ教官などのサポートメンバー、先生方、各組織のサブキャラ、名有りのモブキャラは今回も非常に良かった
皆さまⅦ組を差し置いて抜群に活躍しておりました。 さすが安心の大人組、ここは高く評価している
<その他>
ロード時間は前回の1.02と同じ位で大きなストレスは感じなかったが
むしろ、エフェクトが激しくなると処理落ちする方が気になった
待ち時間で言うならロードよりも中ボス級を倒した時の演出かな
中ボスって言ってもどこにでもいる雑魚なのだけど、全てに撃破演出が入って鬱陶しかった。 おまけに処理落ちするし
外伝のロイド編は前情報なしの完全サプライズの方が良かったと思うけど、まぁ懐かしい気分に浸れたのでおっけー
ジオフロントと戦闘曲が碧の軌跡のBGMでテンション上がりました。 欲を言えばリザルトも碧なら完璧
パートナーにリーシャを選んだところがポイント高いけど、ランディ達の顔ぐらいは見たかったな
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意味深な演出も追加されたので早くも次が待ち遠しくなります